六本木にミュシャが来ている

日記

今、国立新美術館で開催中ですね。「ミュシャ展」!

「四つの花」「黄道十二宮」「四芸術」といった作品は見た事ある! という方も多いのではないでしょうか。

私が初めてミュシャの絵を見たのは、記憶している限りでは小学校低学年の頃。祖父の家でした。ミュシャの絵のプリントがされた物入れだったのですが。とにかく描かれた女性の美しさに魅了されていました。それがミュシャの絵ということを知ったのはずいぶん後のことです。

彼は無名の画家だったそうですね。ですがある日、急遽依頼されたルネサンス座の舞台「ジスモンダ」のポスターの制作をきっかけに、一躍有名画家へ。ざっとまとめてしまうとシンデレラストーリー! と言いたいですが、そこに行きつくまでの苦労は相当なものでしょう……。私も創作する者の端くれ。生みの苦しみは知っているつもりです。

その後も数々の作品を生みだしてきたミュシャ。今回の展示の目玉は何といっても「スラヴ叙事詩」という大作。ミュシャというとコレだよね、と思い出す作品の雰囲気とは一変。写実的な描写になっていますね。

美術館を回っていると、作品が纏う作者のオーラみたいなものが沸いていて、厳かな雰囲気を感じ取れますね。

6月5日まで開催ということですし、どこかで時間を作って行こうと目論んでいます。



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